日本における貧困の現状
日本の子どもの6人に1人が貧困と言われる現代。
まともにご飯を食べられなかったり、進学を諦める子どもたちの割合は年々増えており、
それは就職へも影響し、「貧困の連鎖」が断ち切れない現状もあります。
2013年にできた「子どもの貧困対策法」。
目的は、”子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、及び子どもの貧困対策の基本となる事項を定めることにより、子どもの貧困対策を総合的に推進すること”とあります。
日本の子どもの貧困率は16.3%(2014年発表)で、過去最高を更新しました。
これらは「相対的貧困率」と呼ばれ、社会で大多数が「当たり前」と思っている生活ができず、社会参加ができない人の割合をいいます。今の日本の子どもなら、ご飯を食べ、友達と遊び、勉強し、望めば高校や大学に挑戦できる、といったことができない状態を指しています。
本当に必要としている子どもたちへの支援
現代日本の現状から当法人としては、
経済的・社会的に恵まれない子どもたちへの支援活動、
その活動を主とする行政・団体等への経済的支援活動を行ってまいります。
子どもたちの豊かな未来づくりへ手を差し伸べるべく、
社会貢献を目的にした専門の商品(エシカル商品・寄付つき商品)を販売することにより、
安定かつ継続的な支援を行ってまいります。
当法人の趣旨を、皆様にご理解いただき、ご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。
「子どもたちと共に、未来へ。」
子どもたちの夢や希望、未来を守るために、私たちはエシカルヒーローであり続けます。
「エシカル」とは
「エシカル」という言葉をご存じでしょうか。
実は日本人の11%しか知らない大事な言葉。
1997年、当時のイギリスのブレア氏が国際外交について「これからはエシカルアプローチが大事」と発言したことが普及のきっかけと言われております。
エシカルとは、エコロジーやチャリティ、フェアトレード、そして社会貢献活動などを含有した、倫理的に正しいライフスタイルをいいます。
本来エシカルという言葉は「道徳上の」とか「倫理的な」などを意味する形容詞です。ところが、近年この言葉が英国圏において少し踏み込んだ意味を持つようになりました。
環境や社会に配慮している様子を表すということです。
例えば、エシカルインベストメント(倫理的投資)やエシカルコンシューマー(倫理的消費者)などの語は、環境保全や社会貢献に寄与する投資や消費者を表します。
このエシカルという言葉は、今後日本でも登場機会が増えていくと考えられます。
「自分のことだけじゃなく、人や地球のことを考えて、自分の振る舞いを決める」というような、視野の広さや賢さを感じさせるのが「エシカル」という言葉に含まれるようになりました。
私たちは、これから「エシカル」の推進を進めて行こうと考え、新しい社会貢献のカタチの社団法人を立ち上げ広く理解をしていただけるよう活動をして参ります。